ヨガの効用

 

ヨガと整体には多くの共通点があるように思います。

整体には歪みを整え痛みを改善し呼吸を楽にする、などの役割があるとすれば

ヨガにも同じような側面があるでしょう。

また体に対してだけだはなく、心の面にも多くの効果があるのではないでしょうか。

 

 

ヨガにはアーサナと言われる数多くのポーズがあります。

誰でもできる簡単なアーサナから

どうやったらこんなのできるの?と言いたくなるような複雑なアーサナまで。

 

 

ヨガの先生ともなると、そのような複雑なアーサナもいとも簡単にできてしまいます。

ヨガのイメージとして「体が硬いからポーズがとれない」や「無理に伸ばして痛いけど頑張らなければ」と思われがちですが、そんなことはありません。

 

硬ければ硬いなりに。

痛ければ痛くなる一歩手前で止めればいいのです。

 

 

見本のポーズ(アーサナ)があったとして、その通りにしなくてもいい。

自分のできる範囲でポーズをとる。そしてそこで深い呼吸をおこないます。

 

 

ポーズによって体に働きかける部分はありますが、それ以上に深い呼吸によって心の奥深くまで見つめることができる。

 

つまりヨガには心と体、同時にアプローチすることができるのです。

むしろ心の面に対しての方が比重が大きいのではないでしょうか。

 

 

ポーズをとることでエネルギーの流れをよくし、深い呼吸を意識することで心を穏やかに保つ。

 

その流れのいいエネルギーの状態と

穏やかな心の状態をヨガから離れた日常でも継続すること。

 

それこそがヨガの効用だと思います。

お客様からどんな運動がいいかと聞かれれば「歩くこと」と「ヨガ」をオススメします。

 

 

近所のヨガ教室に通うのもいいでしょうし

インターネットや本などでいくつか自分に出来そうなポーズを選んで

毎日1つでいいから続けてみると

体と心が随分と変化してくるのがわかると思います。

 

 

大切なことは決して無理をせず

 

自分のペースで自分の出来る範囲でやるということです。