肩こりと感覚マヒ

肩が凝ると訴えて整体を受けにくる方は多いです。そのような方の肩に触れるととても硬い。

ガチガチです。ひどい場合、頭痛も伴うようです。

肩こりの方への施術方法

まずは骨盤を正し、背骨を真っすぐにします。

これだけでも肩回りが緩んでくることもありますが、まだまだ肩の張りは残っているでしょう。

次に腕を緩めます。

肩こりの場合、肘から手首までの前腕と肘から上の上腕共にパンパンに張っている場合がほとんどなのでこれをよく緩めます。

肘関節や肩関節のズレがあればそれも正しておきます。

これで大抵の肩こりは軽くなるはずです。

つまり、骨盤から背骨の歪み、両腕の緊張が肩こりを生み出しているので、これらをしっかり調整することによって肩の張りが緩み楽になるのです。

硬くなっていた肩の筋肉も柔らかくなったでしょう。

しかし、これでもまったく緩まないケースがある。

どのような人が緩みにくいか。

強いマッサージを受けつづけてきた人は必要以上に肩が硬くなってしまい、感覚が鈍くなってしまってることが多い。

通常、硬くなった筋肉を軽く押すと痛がるものですが感覚が鈍くなっているため、硬い箇所を押してもまったく痛くないどころか、何も感じないと言ってきます。

これでは、肩を緩めたとしても、緩んだ感覚さえ分からないと思います。

このような、感覚がマヒしてしまってる場合どうしたらよいか。

これは大変難しい問題です。

本人が強い刺激でないと受けた気がしないと言うのであればそれでいいでしょう。無理矢理ああしろ、こうしろと押し付けるようなことはできません。

しかし、本当にツラく本気で改善したいと思っているなら、そのお手伝いはさせていただきます。