膝の痛み

 

膝の痛みがある方に対してどのような施術をするか。

 

肩こり腰痛に続いて多いのが膝痛ではないでしょうか。

普段は痛みを感じていなくても、ちょっとした動作や階段の昇り降りで痛むという方は多いかも知れません。

 

スポーツを一生懸命やっていたことがある人は、大抵膝を傷めてしまっているでしょう。

 

痛みを抱えたまま、ダマシダマシ日常生活を送ってはいませんか。

そんな膝痛に対して、まずはと言いますか、やはりと言いますかお馴染みの骨盤調整から行います。

 

骨盤に歪みがあれば骨盤から膝に続く筋肉も引っぱられてしまうため、痛みの原因のひとつとなります。ですから、はじめに骨盤をしっかり整えて、筋肉の余計な引っぱりを解消しておくことが大事なのです。

 

 

次に、下腿の調整です。膝から足首までの箇所を下腿と言いますが、この下腿の関節にズレなどの不具合があればそれが膝痛に大きく関係してきます。

 

下腿には、脛骨と腓骨という二本の骨があり、この二本の骨の位置関係をよく調べます。

 

脛骨に対して腓骨は下にズレやすいのでこれを正しい位置に戻してあげる。

 

脛骨と腓骨の間隔が通常より開いていたらこれを閉じる操法を行う。

骨盤調整と下腿の調整で、軽い膝痛ならほとんど痛みは消えてしまいます。

まだ残っているようなら膝の捻れや大腿部に対して下腿が前後にズレているか確認して、ズレているようなら修正すればいい。

 

あとは、足首の調整をして完了です。

年季の入った膝痛は時間がかかるかも知れませんが、その場で痛みが改善される場合がほとんどです。

 

 

なにはともあれ、痛みがあれば早めにお越しください。